プロジェクトの作成・コンパイル

◇CoIDEの設定
1.ToolChainの設定
CoIDEを開くとまずWelcomeページが表示されます。
Welcome.jpg
画面左上のProjectメニューからSelect Toolchain Pathタブを選択します。
Build_ToolChain.jpg
ここではインストールしたCodeBenchのフォルダを選択してください。
例)C:\Program Files\CodeSourcery\Sourcery_CodeBench_Lite_for_ARM_EABI\bin

2.文字コードの変更
この作業は必須ではありませんが、過去文字コードによるトラブルが確認されているため念のため記載しておきます。
この操作を行うと文字コードがUTF8に変換されます。
CoIDEインストールフォルダのCoIDE.iniをメモ帳などで開きます。
ファイル最後尾に[-Dfile.encoding=UTF-8]を追加します。
UTF.jpg

◇新規プロジェクトの作成
画面左上のProjectメニューからNewProjectタブを選択します。
Projectの名前と保存場所を指定します。
NewProject1.jpg
Modelの選択ではChipを選択してください。
NewProject2.jpg
今回使用しいているのはSTM32F103CBですのでこれを選択します。
NewProject3.jpg
以上で新規プロジェクトの作成は終了です。

◇Repositoryの選択
プロジェクトにインポートするファイルの選択を行います。
基本的な機能を使用する場合には、COMMONのCMSIS core、BOOTのCMSIS_Boot、PERIPHERALのSTM32F10x_StdPeriph_Lib_V3.4.0を選択しておけば問題ないです。
Repository1.jpg
Repository2.jpg
読み込むファイルの選択が終了したら、cmsis_bootファイル内の[stm32f10x_conf.hを開きます。
ファイル先頭付近のコメントアウトしてあるヘッダファイルのうち、使用するもののコメントアウトを解除します。
面倒な場合はすべて解除してしまっても問題ありません。
Config.jpg

◇プログラムのビルド
画面左上のProjectメニューからBuildまたはRebuildタブを選択します。
ビルドが開始され、コンソールに情報が表示されます。
Build Successfulと表示されればビルドは完了です。
プロジェクトフォルダのDebug\binフォルダ内にファイルが生成されます。
(例)C:\CoIDE\workspace\Sample\Sample\Debug\bin
BuildSuccess.jpg


  • 最終更新:2014-08-10 11:19:17

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